関係者の声

特別栄誉会長 古賀 智敏
日本知的資産経営学会 特別栄誉会長 古賀智敏
(同志社大学 商学部特別客員教授・神戸大学名誉教授)


知識の相互連鎖的な進化が高度な付加価値を生み出す知識創発型社会においては、ヒト(人材)、モノ(生産手段)、カネ(金融)、ワザ(技術)、チエ(経営力)の各要素の連鎖によって、「既存のコンセプト(知識・技術)」から「新たなコンセプト」を創出することが強く求められようとしています。
本学会は、このような「知のイノベーション」を基軸として、経営とテクノロジーとの連携のもとで、広く関心ある専門家の叡智を結集し、学界並びに産業界に貢献しようとするものであります。意欲ある会員のご参加を歓迎致します。
 
副会長 内田 恭彦
日本知的資産経営学会 副会長 内田恭彦
(山口大学経済学部 教授)


知的資産が現在そしてこれからの経営の鍵となるのは明らかです。そしてその中心となるべき学問として知的資産経営論が注目を集めるようになってきています。しかしながら産業界において知的資産を中心に据えた経営がなされているとは言い難い状況であり、学問的にも知的資産経営論をきちんと確立したものしていく必要があります。また中小企業も含めた日本企業と産業の発展に向けた政策上の要望に応えきれていない現状もあります。本学会は知的資産経営の理論および実証研究を進めていく土台となり、グローバルに活発な議論を推進し、学問的にも実践的にも世界を牽引する存在にしていきたいと思っております。
 
理事 加賀谷 哲之
日本知的資産経営学会 理事 加賀谷哲之
(一橋大学大学院商学研究科 教授)


企業価値創造の決定因子としての知的資産に対する注目はこの20年間で飛躍的に高まってきたといえますが、そうした期待に応えられる研究成果が発信されているとは言い難いのが現状でしょう。その理由の1つとして、学問領域の壁、産官学の壁を越えた有機的な連携が実践されてこなかったことがあげられるでしょう。本学会ではそうした学問領域の壁、産官学の壁を越えた有機的な連携を通じたイノベーションを通じて、世の中の期待を超えた研究成果を発信する場となることを期待しています。
 
理事 田中 宏昌
日本知的資産経営学会 副会長 田中宏昌
(大阪産業大学経営学部 教授)


多くの課題を抱えながらも飛躍している企業の多くは目に見えない資産、すなわち知的資産を競争力や収益の源泉として認識し活用しています。より多くの企業が知的資産に対する認識を持ち活用し適正に開示することによって当該企業のみならず地域、社会の活性化が図れる、知的資産経営の発展・普及によって現状の閉塞感を打破し日本経済を再生できる、と確信しています。
これまで一貫して、中小企業と接し、支援を行ってきました。「中小企業の現場の声を政策・学術に」「政策や学術成果を中小企業の現場に」それぞれ活かすことを自身の責務としつつ、本学会が研究者、政策担当者、そして実務家の「知の交流の場」となることを期待しています。
 
理事 平塚 三好
日本知的資産経営学会 理事 平塚三好
(東京理科大学大学院 イノベーション研究科 教授)


本学会の設立年は、”東日本大震災”という我が国史上極めて悲しい出来事が起きた年として、深く心に刻み込まれるであろう。現地での救援・復興にあたった者として、知的資産が復旧・復興の源泉である事例を目の当たりにした。資産をほとんど失い被災された方々が歯を食いしばって立ち上がっていく復興の源の一つは間違いなく知的資産であった。奇しくも、知的資産の底力が実証されたのである。しかし、その代償は、尊い多くの人命と生存者の人生であり、筆舌に尽くし難く大きい。本学会には、我が国が東日本大震災や世界同時不況等の危機から豊かな国民生活を取り戻し、更に発展していく原動力となる”智恵”を知的資産経営の研究から発信していくことが大いに期待される。
 
理事 與三野 禎倫
日本知的資産経営学会 理事 與三野 禎倫
(神戸大学大学院経営学研究科 准教授)


企業は”現在”の資源を適切に企業戦略に結び付ける必要性があります。”現在”の資源には,企業の過去&の投資の蓄積として多くが財務諸表に現れている有形財と,その多くが財務諸表には現れていない研究開発や技術等への投資,従業員や将来の経営幹部への人的な投資,そして組織を管理するフォーマル/インフォーマルな制度の構築によって組織内に蓄積された無形的な資源があります。これらの資源の動員ベクトルを企業戦略に向かうように適切に管理するとともに,資源と戦略の繋がりを開示することが知的資産の経営と開示です。本学会がわが国企業の知的資産経営と開示の実践的な推進力となることを期待しています。
 
理事 姚 俊
日本知的資産経営学会 理事 姚 俊
(明治大学商学部 教授)


企業がグローバル競争とグローバル提携の中で、技術、組織の革新を求め、新たな価値創出のビジネスモデルを創出しなければならない時代がやってきました。学術研究はこの時代の流れに対応しつつ、展開されなければなりません。このたび、知的資産経営学会の設立によって、学者と実務家との交流・提携の場を作り、知的資産経営の学術研究を促進することを期待しています。また、欧米の研究者との提携はもちろんのこと、特に日本、中国、韓国、台湾、インドなどアジア諸国と地域の研究者と実務家との研究ネットワークを構築し、この地域の理論と実務研究の推進を通じて、アジア企業の知識創出と価値創出に貢献することを目指して、微力ながら努力していく所存です。
 
監事 中森 孝文
日本知的資産経営学会 監事 中森孝文
(龍谷大学政策学部 教授)


人間の知的な活動から生まれてくる無形の強み(知的資産)の有用性に気づき上手に活用することで競争力を高めるというマネジメントは、企業経営の場面だけでなく地域の強み(地域資源)を活かし地域振興を図ることにも有用です。
知的資産マネジメントを中小企業支援や地域の産業振興に役立てる方策を、一緒に考え実践していきましょう。